「酸性ストレートは縮毛矯正とは別物」 「酸性だからダメージが少ない」 「SNSで見るのは酸性ばかり」 調べれば調べるほど、何が正解なのか分からなくなっていませんか? サロンでも 「SNSで見かける酸性ストレート、縮毛矯正とどう違うんでしょうか?」 とご相談いただくことが本当に多いんですよね。 結論からお伝えすると、僕らの見解では、縮毛矯正と酸性ストレートは同じものです。 縮毛矯正という技術の中に、酸性・中性・アルカリ性という薬剤の違いがあって、酸性ストレートはその一つなんですよね。 もちろん美容師によって見解は分かれますが、別々のメニューとして比べるものではないんですよ。 では酸性はどんな髪に向いていて、どんな髪には向かないのか? 順番にお話しさせていただきますね。
動画でもご紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください♪
酸性ストレートは縮毛矯正の中の一つです
実は「酸性だからダメージが少ない」とは言い切れないんです。
僕たちの経験でいうと、酸性はうまくいかなかったときの方が上手く修正が出来ないんですよ。 くせが伸びきらないまま終わってしまうと、もう一度かけ直しても伸びてくれません。 薬剤の選び方と技術がその髪に合ったときのダメージは、酸性もアルカリも変わりません。 「酸性なら安心」という訳ではないんですよ。
酸性に寄るほど薬剤ではなく
アルカリに寄るほど、薬剤の力でくせを伸ばす割合が大きくなります。 逆に酸性へ寄るほど、アイロンの技術と、アイロンの前に髪へどれくらい水分を残すかという感覚の部分が大きくなるんですよ。 だから同じ酸性ストレートでも仕上がりの差が出やすくなります。 酸性に寄るほど技術としてむずかしくなって、どんな髪でも酸性で伸ばせる人は、正直ほんの一握りなんです。
アルカリの縮毛矯正は、途中で目に見えて確かめられます
昔からあるアルカリの縮毛矯正は、よくも悪くも美容師ごとの差が出にくいです。 薬剤でけっこう伸ばしてしまうので、途中で髪を触って薬の反応を確かめられます。 そろそろ流すのか、まだ置くのか、目で見て調整できるんですよ。 酸性はそこが違って熱の力が大きいぶん、確かめてもあまり意味がないんですよね。
酸性が向いている髪と向いていない髪がある?
酸性が悪いわけではなくて、僕らも含めて酸性ストレートで対応できる髪の範囲は思っているより狭いんですよ。 向いているのはこういう髪です。 ブリーチをしている髪。 かなりダメージが進んでいる髪。 体力のない細い髪、傷みやすい髪。 カラーの頻度が高い方。 このあたりの髪は、アルカリに耐えられるだけの体力が残っていないんですよ。 反対に向いていないのは 健康な髪。 カラーをしていない髪。 カラーをしていても、弾力や強さが残っている髪。 くせがすごく強い方。 こういう髪は酸性でやる意味があまりありませんし、伸びにくいです。 アルカリでも上手く当てればほとんど傷んだ感じがしないくらい綺麗に伸ばすことが出来ますし、逆に酸性で施術したことで必要以上に負担がかかってしまうこともあるんですよ。
どれを使うかを見極めるのが美容師の仕事です
酸性・中性・アルカリのどれを使うかは、美容師が髪の状態を見極めてご提案させていただければと思います。 そこが僕たちの腕の見せ所なので(笑) 髪質もくせの強さも人それぞれです。 なので、カウンセリングでは「どうしていきたいか」を伝えてもらえたら嬉しいです。 それを叶えるための手段の一つが酸性なので、最初から酸性ストレートを選んでおく必要はないんですよ。
まとめ
縮毛矯正の中に薬剤の違いがあって、酸性はその一つです。 縮毛矯正をするときに美容師さん選びで失敗しないポイントは、1つはSNSの仕上がりを見て、自分と似た髪質の方を綺麗にしている美容師さんを探すこと。 もう1つは、その方のところへずっと通われているお客様のビフォーアフターを見ること。 一度縮毛矯正をしたところで、毛が途中で切れてしまっていないか。 くせが戻ってきていないか。 毛先が荒れずに綺麗なら、質感が長持ちしているという見方ができるんですよ。 自分の髪は酸性がいいのか?アルカリの方を選んだら良いのか? 迷ったら公式LINEからご相談いただければ嬉しいです♪ 今のくせの出方と、カラーやブリーチの履歴を送ってもらえたら、合いそうな方をお伝えさせていただきますね。
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